Sコーポは茅ヶ崎市の4世帯のアパートです。1F部のみサイディングで、2F部はモルタルという建物です。
全体的にコーキング目地に亀裂や剥がれなどの症状がみられ、打ち替えが必要な状態でした。
今回は大家さんの希望で塗装はしないでコーキングのみ打ち替えという依頼でした。
事前の調査時にコーキングの色を調べておき、色をあわせて打ち替えを行いました。
1Fのみだったため足場は施工せず、ハシゴのみで行いました。
当然足場を組んだほうが仕事はしやすいですが、お客様の費用負担にも繋がってしまうため、
安全面が確保できる敷地状況であれば、余計な費用はかけずに対応いたします。
工事としましては古いコーキングを撤去し、新たなコーキング材を充填していきます。
小口に付着しているコーキングもしっかり除去する事で外壁材との密着性が格段に増します。
さらにサッシ脇や軒まわりなど取りにくい場所も妥協せずに打ち替えしました。
コーキングの劣化は雨漏りの直接的な原因となります。これから雨の多い季節ですのでこれで一安心ですね。
【工事画像】————————————————————————————————
コーキング目地がかなり傷んでいます。この亀裂から雨水が浸入してきてしまいます。
全体的にひび割れが見受けられます。早期の打ち替えが必要な状況です。
コーキングを剥がしていきます。取りにくいサッシやフードの周りも取り除いていきます。
手の入りづらいこうした所も妥協しません!
サイディングの継ぎ目の目地は小口に残らないよう、慎重に除去します。
コーキング除去後、マスキングテープにて養生します。
打ち替え後の様子。コーキング打設後、専用のヘラで仕上げます。
サッシ脇もきれいに仕上りました。
作業前に撤去していた雨樋を元に戻し、清掃して完了です。